もうすぐ春ですね

2017年02月27日

Posted by kennakasho at 09:24Comments(0)雑感
 2月もあと2日、春の訪れも間近だろう。
 この冬は気候、気温の振幅が大きくて落ち着きのない感じがした。
年々、寒さが堪え、家では炬燵守ばかりで苦手になりつつあるが、唯一の楽しみスキー。明日の夜、高校の同級生3人で栂池に出発する。
 孫とのスキー旅行は今シーズン途絶えてしまった、自分たちの行事に重点が置かれるように成ったからだろう。


  炬燵出て 孫と戯れ 息弾む
  晩酌の 楽しみありて 庭整理
  山鉄塔 茜の空に シルエット
  日没の 遅くなりゆく 梅便り
  今日この日 過ごし感謝の 湯に浸る






  


古都・大津歴史街道フォーラム

2017年02月24日

Posted by kennakasho at 20:50Comments(0)ウォーキング
「おやじのたまり場」の街道案内ボランティアグループ活動が一巡したのを機にその活動を振り返り今後の活動のバネにしようとフォーラムを開催した。




 第1部では街道案内した東海道3コース、北国海道3コース、琵琶湖疏水1コースを恒岡氏と中島氏が振り返り、


 第2部では大津歴史博物館の樋爪館長による「街道の楽しい歩き方」と題して、江戸時代のガイドブックとも言える名所図会や古地図などを用いて、旅と風俗を解説して頂いた。


 個人的には会員制旅館システムが確立していた事実が絵図で残っている点が面白くかつ凄いと思った。動画:樋爪館長の講演抜粋


確定申告書提出

2017年02月21日

Posted by kennakasho at 15:49Comments(0)雑感
 わずかながらの還付金を楽しみに、毎年PCで確定申告書を作成し税務署に提出している。いつもは受付の方が持っておられることが常であったが、今年(今日)は様変わりであった。
 大津税務署は大津駅近くの合同庁舎にあるが、そこの駐車場に入るのに15分待ち、庁舎の中に行列は(確定申告の相談コーナー)と思っていたら、提出だけに20人ほど待たされた。

 原因は今年度から必要になったマイナンバーの確認作業にあるとのこと。申告書にマイナンバー記載とその本人確認書類の提示もしくは写しの添付が必要で、受付でその確認作業が行われている。初年度のため申告者の記載漏れや書類不備などがあるため受付が円滑に進まないらしい。
 マイナンバーカードの利便性が享受できない初利用であった。



近江探求

2017年02月20日

Posted by kennakasho at 11:17Comments(0)近江考
放送大学滋賀学習センター公開講座に参加した。


第1部では=近江の原風景=を歴史と地域(地理)の交差点にあるもので、即ち近江という地域を成り立たせてきたもの、これからも姿は変わっても生き続けていくものと秋山先生は定義された。そして地理的なスケールと時代の軸の組合せから、=道の国・あきんどの町・魚米の郷=が近江の原風景であるとされる。
  ・古代律令制や五畿七道制において、道が集中し要衝化する
  近江は道の国であり空間構造としての原風景とされる。

  ・交通路の集中する近江の地理的特性を活かした=行商=が
  誕生し集団が生まれ、全国的な流通販売網を拡げた。
  こうして他国で得た富を故郷の投資し町の繁栄や郷土意識の
  醸成として祭礼などに結実してあきんどの原風景を演出して
  いるとされる。

  ・道の線や町の点が展開する面を見る時、近江は江州米で知ら
  れる全国有数の農業国であり、同時に琵琶湖という稀有の淡水
  湖を持つことで、内陸にあっても漁業国でもあり夫々の営みに
  根ざす=魚米の郷=の風景を見せるのであるとされる。


第2部では=近江と古典=を吉川先生は近江の有名な寺社や都からの往還に使われた道、さらには和歌に詠まれた歌枕の場所を今昔地図や写真に依って、近江が古くから多くの人に信仰され、如何に多くの古典の題材とされてきたか。一方で歌枕に出てくる風光明媚な場所が時代とともに姿を変えたり、失われていく現実もあることに考えさせられると提起された。



平安京と聚楽第の遺構を歩く

2017年02月16日

Posted by kennakasho at 12:38Comments(0)ウォーキング
10時10分JR二条駅出発
 平安京の朱雀大路だった千本通りを丸太町まで北上し、交差点を渡って西へ「りそな銀行」の角に「平安京朝堂院跡」の石碑。北へ進むと児童公園の中に「大極殿遺跡」の石碑。大勢の団体さんと遭遇。
 公園が一杯になり千本通りへ出てしばらく北上すると、上長者町通りを急に左折、そうです千本五番町、水上勉の小説で有名になった遊郭のあった所、突き当りに映画館「千本日活」ポルノ2本立て500円で上映している。
 再び千本通りを今出川を超えて五辻通りを西に入ると、京都市内最古の本堂が国宝である千本釈迦堂(大報恩寺)が見えてくる。大根炊きや阿亀の物語の説明を聴く。
 「五辻の昆布」本店を眼にして、さらに千本通りを北上し千本十二坊と呼ばれる「上品蓮台寺」を左に見て、楽只小学校の南から標高111mの船岡山を登る。
 歴史上保元の乱、応仁の乱に登場、応仁の乱の西軍の陣地にだったことから麓の地名が「西陣」となった。三等三角点のある場所からは比叡山、大文字山、市内が見渡せ美しい。
 昼食後、北大路通りへ下りて堀川通を南へ少し、「小野篁と紫式部」の墓所がある。さらに南へ今出川を過ぎて「西陣織会館」を暫く行くと、陰陽師安倍晴明公を祀る晴明神社があり、受験生と思しき男女学生が多くいた。
 神社を後に中立売通まで南下し西へ右折すると大宮通りとの北西角に、さらに西へ裏門通りの南西角に夫々「聚楽第址」の石碑が有る。この裏門通りを500mほど南へ松林寺に突き当たると「聚楽第南外濠跡」の石標が有り聚楽第の規模が伺える。
 松林寺の境内と50m北の出水通りの高低差が5mほど有り聚楽第の「濠」がよく分かる。最後に最近保存整備された「平安宮内裏内郭回廊跡」をみて、
15時過ぎJR二条駅に戻る。

歩いたコース図
https://www.google.com/maps/d/viewer?hl=ja&hl=ja&authuser=0&authuser=0&mid=1vHOS5bG702nugl4JknUr8dsnn4Q&ll=35.02976178279474%2C135.75382057678223&z=15
聚楽第遺構地図(公開GoogleMapより)
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1wmcW_6RjVIbyk5vg1-ia0epCvTQ&hl=en_US&ll=35.02330144733869%2C135.74631896627045&z=16
平安宮・京遺跡関連地図(公開GoogleMapより)
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1as_OfJ1dl-5EB3QD90VaSdnLurY&hl=en_US&ll=35.02030571250264%2C135.7478448795929&z=15