襲名披露公演

2012年04月16日

Posted by kennakasho at 14:51Comments(0)落語
 桂こごろう改め二代目桂南天襲名披露公演の大阪サンケイホールブリーゼに行って来た。

口上には、ざこば、鶴瓶、南光、米団冶、吉弥の豪華なゲストが華を添え、さらに
米朝が車いすで登場、とぼけているのか、単にボケてしまったのか笑いを誘っていた。

 紅雀「子ほめ」、米団冶「掛取り」、鶴瓶「青木先生」、ざこば「焼け牛に水」に続いて
師匠南光の「鹿政談」、トリを務めた南天が「野崎まいり」を熱演し堪能させてくれた。



プロローグ

2012年04月16日

Posted by kennakasho at 09:09Comments(0)
 終戦直後に生まれ、小学校入学以前の記憶が空白で、祖母に育てられた私は
日本中が貧困に喘ぎながら戦後復興をめざし父親も懸命に働くなか、貧しい
ながら無邪気に過ごしたように思う。
 工業高校を卒業し就職、秀でた才能、技術がなく、ただ真面目に誠実に仕事に
取り組むだけが取り柄であったが、それを善しとする時代に恵まれた。
痩せぎすで体力に自信も無かったが、先輩が野球部に入っており球拾いの手伝
いをしているうちに入部し、下手ながら仕事を終えてからと休みには練習に明け
暮れた。転勤で職場が変わっても結婚してからも野球は続いた。車を持つ事に
憧れはあり同僚を羨ましく思うこともあったが、次元が違うと悟り我慢することが
普通で、野球のお蔭で遊びに金を使わなかったように思う。
 そんな男が第二の職場を卒業して4年が過ぎた、妻を亡くして5年になろうとし
ている。リタイヤした男には「教育と教養」が大事とか?「今日行くところがある、
今日の用事がある」ことが大事で、家に籠っていては碌なことがないらしい。
そんなこんなで手当たり次第に首を突っ込んでるおっさんの日常記録です。