この古墳に葬られたのは誰?
古代史、考古学のにわかファンの私には興味を抱かせる講座「発掘された飛鳥の古墳と被葬者」が4月12日から始まった。
最初は「石舞台古墳」、墳丘が失われ石室が露出していることが特徴で実物、写真でご覧になった方も多いだろう。この古墳の被葬者は蘇我馬子が定説らしい、飛鳥は蘇我の本拠地で敏達、用明、崇峻、推古4代の天皇に仕える権力者であったことなどが根拠。
次は「都塚古墳」、6世紀後半の築造とされ7世紀初頭の石舞台古墳より古く、古墳時代の豪族で570年に亡くなった蘇我稲目の被葬者とする説があるが、小笠原先生は稲目の娘、馬子の姉で欽明天皇の后になった堅塩媛と小姉君の可能性が強いとの説。欽明天皇が特別な階段ピラミッド形状を造らせた、追葬の形跡は二人の后とする。
それでは蘇我稲目の墓は? 先生!
欽明天皇陵が蘇我稲目 見瀬丸山古墳が欽明天皇陵 宮内庁もびっくり!
関連記事