花見落語
4月5日、大阪天満橋のホテルで「桂文我」の花見落語があった。
ホテルは落語で伏見から大坂へ下る「三十石船」にも出てくる天満の八軒家浜が目の前で、大川の向岸には桜並木が有り、それを愛でる遊覧船が川を行き来している。
落語会も”大阪”、”花見”に因んだネタで
「貧乏花見」(桂雀五郎)、貧乏長屋の連中が見えを張って花見に連れ立ちてんやわんや
「牛の丸薬」(桂宗助)、土で出来た大和炬燵が雨でグズグズに、これを指で丸めて薬に見立て、一儲けした「懐が温なった」「元は炬燵」とオチが判り易い。
「百年目」(桂文我)、商家の旦那の懐の深い噺。
「花の都」(桂文我)、お百度参りの満願に不思議なセンスを授かり金儲けをし、生意気な花魁を懲らしめる噺、の四席。
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